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人間本来のデトックス機能を活かす3つの健康習慣

みなさん、デトックスとは何かご存知でしょうか。最近は世界のスーパーモデルも体型維持のためにやっているとのことで流行していますね。そもそも人間の体には自然にデトックス機能が備わっています。ここではその本来の人間の体のデトックス機能をよりよくするための簡単に自宅でできる方法をご紹介して行きます。 

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デトックスとそのメリット

デトックスとは、体内にたまった毒素を解毒して、便・尿や汗などとともに体の外に排出することです。毒素は体にとって有害とされる物質になります。排気ガスなどに含まれる金属物質や、食事で過剰摂取した脂質・糖質などが毒素に該当します。

毒素がうまく排出されないと、体に悪影響を及ぼしたり疲れが取れにくくなったり体のだるさや、肌荒れ・むくみの原因にもなったりします。デトックスは、美と健康を保つために大切な習慣なのです。基本的なデトックスで重要なのは「排便」「排尿」「発汗」の3つです。

 

物質の体内への吸収方法

そもそも、物質はどのように体内へ吸収(侵入)されるのでしょうか?体内への侵入経路は「口からの侵入」「皮膚や粘膜からの侵入」「空気からの侵入」の主に3つです。ここでは、とくに毒素物質について説明します。 

まず、「口からの侵入」についてですが、食べ物や医薬品などにも毒素となり得る物質が少なからず含まれていることがあります。
口から食べたものは、小腸から吸収されて、最初に肝臓に運ばれます。肝臓にある解毒酵素によって、ほとんどの毒素は分解・無毒化されるのですが、肝機能が低下している人や解毒酵素そのものが少ない人は毒素を解毒しきれずに、体内に溜まっていきます。また毒素物質の侵入が続くと、内臓に大きな負担がかかり、様々な疾患の原因となることもあります。

 次に「皮膚や粘膜からの侵入」についてですが、スキンケア用品や、湿布・鼻炎スプレーのような医薬品をイメージしていただくといいかもしれません。毒素物質の中には、皮膚や粘膜に付着し、そこから経皮吸収されて体内に侵入するものもあります。この場合、「口からの侵入」と違い、解毒機能のある肝臓を通らずに体全体に血液やリンパ液に流入します。その後、肝臓を通って分解・無毒化されます。

 「空気からの侵入」とは、主に肺からの侵入のことを指します。空気はPM2.5や花粉、光化学オキシダントなどの化学物質に汚染されていることがあるため呼吸と共に体内に侵入することがあります。食事などと異なり、呼吸は常時行なっているため、先の2つよりも侵入経路としては大きなものと考えられます。口や鼻から入った空気は肺に運ばれ、肺胞から肺静脈を通して心臓へ渡り、全身に運ばれます。解毒機能のある肝臓に運ばれる前に全身を巡るため、毒素物質もまた、体内を巡ることになります。

 

毒素の排出を助ける3つの習慣

1.白湯

白湯のような温かい飲み物は、体が温まるので胃腸が働きやすくなすことで代謝の手助けをし、食べたものの消化吸収を助ける働きや、腸に残ってしまった未消化物を掃除をし便秘改善にもいいとされています。

毒素が出やすい体を作るにはまず、体を温め消化力を高めることが大事です。目安としてはコップに3〜4杯程度を毎日飲むことをおすすめします。飲むタイミングは、体温の下がっている朝起きた時に2杯、寝る前に1〜2杯などがおすすめです。

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 2.プチ断食

デトックスに必要不可欠な臓器といえば、胃腸と肝臓です。これらの臓器が疲れていてはデトックス効果も半減してしまいます。たまには胃腸と肝臓を休ませてあげることをおすすめします。やり方としては、休みの日など1日断食し、水分はしっかり取ることをおすすめします。

 

 3.ウォーキング

適度な運動習慣をつけましょう。体を動かすと血液やリンパ液の流れが良くなるため、発汗により体内の毒素を排出しやすくなります。発汗を促すためにもウォーキングなどの有酸素運動を10〜30分は続けることをおすすめします。

 

終わりに

ネットや本・雑誌などで取り上げられるくらい、デトックスや健康方法はたくさんあります。その中で日常で簡単に取り入れることのできるものをあげてみました。1つでも実践・継続してみると普段と違った体感があるかもしれませんね。まずはできるところから実践していきましょう。